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香港オーシャンパークでハロウィーンイベント 「地獄美人コンテスト」も

オーシャンパークでもハロウィーンイベント開催

オーシャンパークでもハロウィーンイベント開催

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 香港の大型テーマパーク「海洋公園(Ocean Park)」が現在、ハロウィーンの特別イベントのチケットを販売している。今年のテーマは「鬼校輪迴(The School of Unending Horror)」で、学校を軸に「終わりのない恐怖体験ができる」とアピールする。

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 オーシャンパークは、2021年6月に「Water World」をオープンさせるなど、新型コロナウイルスの感染拡大中でもアフターコロナの時代を見据えた長期的な視点で投資を行ってきた。同パークもコロナ禍前と同様、これまで行ってきたイベントを復活させている。ハロウィーンのイベントは毎年開催してきたが、「学校」に関係するテーマは、「日本の怪談やホラー映画にも通じるタイプの内容」が特徴だという。

 「怨霊鬼校(Spirit Boarding School)」は、卒業生として廃校に戻り、薄暗い廊下や階段を歩きながら過去の真実を明らかにするもの。静かな構内を歩くと恐怖をあおるかのような足音が響いたり、突然、悪霊が現れたりするなどの恐怖体験ができる。「怨霊異域(Bad Dues)」は復讐(ふくしゅう)を決意している悪霊が(客を)地獄に引きずり込もうとするが、冥界に脱出できるかどうかのゲームに仕上げたという。

 「異度空間(Netherworld)」は、悪霊から逃げ切ったと思ったらそこは「わな」で、別世界の空間に導かれてしまった状況に…。鏡が無限に置かれた空間、突如現れる巨大なメリーゴーラウンドなど、摩訶(まか)不思議な世界を演出。生物化学兵器の研究をしていたのが「壹捌靈實驗室(180 Laboratory)」という場所。実験室で研究者がある生物にかまれてしまい、感染症が研究所中に広まった。これ以上広がれば人類の危機となるが、それを食い止めるための戦いをする。

 学校の裏にある秘密の樹海は「妖怪の森(Demon Grove)」と呼ばれ、一度入ると二度と戻ってこられないといわれている。ある人が樹海に入り失踪してしまったため、参加者は特別チームを結成。妖怪を避けながら彼らを救出に向かうという内容。

 各アトラクションは、10月13日 ~15 日、20日~23日、27日~29日、31日の17時~23時に行い、恐怖感を「加速させる」設定にするという。

 ほかにも同パーク内にあるカフェの海洋冰室(Cafe Ocean)のすぐ外では、ビートを利かせた音楽にあわせたゾンビによるダンスショー「屍舞間(The House of Dancing Corpse)」を開催するほか、高峰樂園廣場(Summit Plaza)では、ハロウィーンで邪悪な女王が復活する設定で、「邪悪な信者が集まる儀式」が見られる。「奪命選美騷(Deadly Pageant)」は、ハロウィーンの仮装をした女性の中での魅力を争う「地獄美人コンテスト」も開催予定。「美」だけを競わないところがないポイントになるという。

 パーク内あるカフェやレストランでは、ハロウィーンにちなんだ特別メニューを提供。「怨靈鬼校遊学團(Spirit Boarding School Tour)」は、海鮮チャーハン、中身をくりぬいたカボチャの中にアボカドとサーモンが入ったサラダ、鬼の目をイメージしたクッキーなどが入った弁当スタイルのメニューに仕上げた。クリスピーチキンは、シーズニングとして塩、こしょう、赤唐辛子が付いてくるが、試験管に入れハロウィーン演出を施す。加えて、骸骨をかたどったグラスに入ったドリンクなどハロウィーンらしいメニューを多数用意する。

 入場料は、大人(12歳以上)=388香港ドル、子ども(3~11歳)=233香港ドル、パーク内の通常アトラクションとハロウィーンのアトラクションの両方をセットにした。10月31日まで。

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